西真行歌集『<結石>を神と言おうか』

定価:2,640円

判型:四六判上製カバー装

頁数:148頁

ISBN978-4-86629-283-0

 

第一歌集!

 

二ヶ月間におよぶ左尿管結石の闘病の記録である。

作者はうたを詠うことによって生きていられたのかもしれない。

 

ひとりで病院や家のベッドに臥しながら、

身体から漏れる言葉。

誰にも聞こえない声。

 

それらを短歌の定型におさめることで自らを支えていたのではないか。

 

江戸雪 解説より

 

 

 

 

寝るために耐える力の必要で大地の重さに身体あずける

 

結石を神と言おうか憤怒せる 肉体通しこころ試さば

 

澱みにて住む魚たちは清流に住みたる魚をうらみておるや

 

何もない青い空のみ写したり決意といってもなにも浮かばぬ

 

結局は石神さまは言っている頼らず生きよ自分で生きよ