「短歌往来」2020年7月号

850円(税込)

 

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<目次>

◎巻頭作品21首

『佐新書簡』/佐佐木幸綱

 

◎特別作品33首

ソーシャルディスタンス/菊池裕

春雷/松本典子

 

▼一ページエッセイ

◎遠い人、近い人ー吉田とは何者だ/島田修三

◎ニューウェーブ歌人メモワールーニューウェーブの始動/加藤治郎

◎うたの小窓からー前登志夫合評/田中教子

 

【特集】前川佐美雄 没後30年

・前川佐美雄ミニアルバム/前川佐重郎提供

▼評論・エッセイ

白鬼とことだまー『大和』を中心に/日高堯子

前川佐美雄から斎藤史へ/楠田立身

鬼の継承/萩岡良博

信綱から佐美雄へ/谷岡亜紀

「鬼のよはひ」を共に生きた歌人/江田浩司

毒の行方ー佐美雄から塚本邦雄/魚村晋太郎

 

・佐美雄の100首/前川斎子 選

 

▼佐美雄の一首

水原紫苑、長岡千尋、桑原正紀、横山未来子、睦月都、松谷東一郎、後藤恵市

 

▼佐美雄との出会い

山下百合子、芦田敏子、仲つとむ、真後和子、中井龍彦、吉岡治

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◎作品7首

峠の吹雪/雁部貞夫

言霊を狩る/秋元千惠子

石/時田則雄

ゆく春の愁い/菅原恵子

夏のよそほひ/林田恒浩

サッカリンとぬりえ/内野光子

老躯励まして/金子正男

この世の春は/中西洋子

火鉢/下村光男

 

◎作品13首

カモシカ/光本恵子

緑のたぬき/大松達知

アフターコロナバイブレーション/笹公人

浮かれ女のごと/磯田ひさ子

城山盛夏草木抄/岩崎聰之介

薔薇水晶/兵頭なぎさ

赤レンガの道/丸山順司

鳥の巣/由田欣一

クメールの婚/青戸紫枝

もちつこ/浦河奈々

拝啓、フィリップ・K・ディック様/斉藤真伸

 

◎新・自然を詠む・撮る・描く

死の力/黒羽泉

 

◎作品8首

四十雀/土田和子

新型コロナウイルスと私/岩井鑛治郎

幼なのやうに/小林暁子

青葉きらめく/熊田邦子

あたらしき街/阿部真太郎

惜春賦/飛鳥游美

あまびゑ/経塚朋子

テレワーク/山下和代

紀元比国四十五年/野本研一

声/井上美津子

 

▼連載

◎結社の顔ー地中海/久我田鶴子

◎<歌・小説・日本語>

山上憶良あれこれ/勝又浩

◎世界を読み、歌を詠む

サン・ジェルマンのそばで/坂井修一

◎再訪八木重吉

自己表現の彼方へ/三枝浩樹

◎玉城徹を読む

きよきものの追求/恩田英明

◎浪々残夢録

短歌におけるエロティシズム/持田綱一郎

◎時言・茫漠山日誌より

彼方への記憶/福島泰樹

◎<名画と名歌>

天下の二枚目ケーリー・グラントとアラン・ドロン/丹波真人

 

◎今月の視点

緊急事態と日常/高山邦男

 

◎今月の新人/桝田法子

 

▼新刊歌集歌書評

秋葉四郎著『茂吉からの手紙』/結城千賀子

千々和久歌集『生きてはみたが』/池田はるみ

藤原龍一郎歌集『202X』/黒岩剛仁

田中綾著『非国民文学論』/三井修

 

▼作品月評

5月号より/田中拓也

▼評論月評/石川幸雄

▼全国往来情報

▼編集後記