「短歌往来」2020年4月号

850円(税込)

 

半年間 5100円(税込)

1年間 10200円(税込)

 

▼目次▼

 

〇巻頭作品 21首

閑夢/梅内美華子

 

〇特別作品33首

からんどりえ/渡 英子

鬼の去る夜/岩内敏行

 

〇一ページエッセイ

遠い人、近い人ー帰らぬ父親/島田修三

ニューウェーブ歌人メモワールー詩歌のレイアウト/加藤治郎

うたの小窓からー前登志夫合評/田中教子

 

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【特集】天変地異を詠む

 

◇特集評論

天地の間/真中朋久

災害の影響を受けた和歌/梶間和歌

 

◇作品十首+エッセイ

ひとも街もこゑも/松本典子

また春が来る/生田亜々子

忘れ また刻む/小林優子

やなぎの橋/熊谷龍子

人災の危機/運天政德

熊本地震/大友清子

西日本豪雨/小寺三喜子

歳月のこと/クリシュナ智子

濃くなるばかり/三原由起子

災害 百浦添/許田邦子

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〇作品7首

泡/蒔田さくら子

もろもろの恩/秋葉四郎

雲のうた/桜井登世子

冬/甲村秀雄

太ももの翼/東 直子

雨/小笠原和幸

目を閉ぢながら/佐藤恵子

夜の断唱/西勝洋一

桃の枝/秋山佐和子

春日回想/柳 宣宏

大山寺/日向海砂

妻のDNA/米山髙仁

遠世のひと/豊岡裕一郎

 

〇新・自然を詠む・撮る・描く

伊根湾の音/高田ほのか

 

〇作品13首

新年/狩野一男

悪の現場さへうつくしく/阪森郁代

アジアでいちばん綺麗なモスク/畑 彩子

ソフトせんべい/天野 匠

一歳上る/小潟水脈

天井を向く/中島裕介

楽園の彼方へ/長谷川と茂古

桜花揺曳/小山常光

夕べの雲/南 鏡子

藍の国から/山本枝里子

呉にて/福島久男

毛茸/清水正人

 

〇作品8首

石垣島にて/木村よし子

歳旦祭/白倉一民

ひゃく/片山 紫

さび色のひまはり/滝沢 章

一歳児/金澤和剛

微積分少年/佐藤成晃

地下道/佐藤邦子

横須賀・横浜/斎藤和子

墨との日日/丸山正文

母は際まで/秋葉静枝

 

 

 

〇結社の顔

醍醐/山田悦子

 

〇今月の視点

教室カースト/上村典子

 

〇今月の新人

袖/小早川 翠

 

 

▼連載

〇<歌・小説・日本語>

山上憶良あれこれ/勝又 浩

 

〇世界を読み、歌を詠む

戦争責任(上)/坂井修一

 

〇再訪八木重吉

初期詩稿の森を歩く/三枝浩樹

 

〇玉城徹を読む

麤皮/恩田英明

 

〇浪々残夢録

政治家の短歌/持田綱一郎

 

〇時言・茫漠山日誌より

没後十年の歌/福島泰樹

 

〇<名画と名歌>

日本人の好きなオードリー・ヘプバーン/丹波真人

 

▼新刊歌集歌書評

山村泰彦歌集『三余荘の歌』/内藤 明

島崎榮一歌集『小雅』/玉井清弘

坪内稔典歌集『雲の寄る日』/藤原龍一郎

沢口芙美歌集『秋の一日』/小黒世茂

齋藤芳生歌集『花の渦』/駒田晶子

村田光江歌集『記憶の風景』/押切寛子

 

〇作品月評ー二月号より/田中拓也

 

〇評論月評/石川幸雄

 

〇全国往来情報

〇編集後記

 

表紙作品/「キッチンの魚」松木秀一

本文カット/浅川 洋