「短歌往来」2019年11月号

定価:850円(税込)

<目次>

 

◎巻頭作品21首

故もなく/来嶋靖生

 

◎特別作品33首

一直線に酔ふ/萩岡良博

光背/小林幸子

 

□一ページエッセイ

遠い人、近い人ー間抜けの実在/島田修三

ニューウェーブ歌人メモワールー出版記念会という出発/加藤治郎

うたの小窓からー短歌と修辞の本来の関係/田中教子

 

◎評論シリーズ 21世紀の視座

『水葬物語』の生成/江畑 實

 

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【特集】ふるさとを詠う

 

◎評論

「ふるさと」の歌/田中章義

 

◎作品10首+エッセイ

益城/楠田立身

父島/井口世津子

長崎・佐世保を詠う/島内景二

残響/鶴田伊津

サラマンダー/三井 修

まひまふつぶろ/中川 昭

アカシアの岡/香山静子

茨城筑波/五所美子

わが母語琉球語/伊良部喜代子

吹田市麦酒町/黒岩剛仁歌集

春来れば行く/五十嵐順子

蜘蛛合戦/石田照子

群馬県藤岡市浄法寺/御供平佶

相馬野馬追ひ/君山宇多子

おらほの自慢/吉宗紀子

ふるさと島根をうたう/福原美江

モーリオ/大西久美子

なんのよ/久保とし子

とっぱずれ/田村広志

 

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□新・自然を詠む・撮る・描く

産土の杜/藤室苑子

 

◎作品7首

揺れ/久泉迪雄

吉/宮原望子

銀の言葉/永平 緑

鴉/石井利明

ガラスペン/松本典子

雉鳩いない/木下孝一

杖と傘/小石 薫

プロントザウルス/後藤恵市

飛ぶ/有沢 螢

遠き夏の日/加藤和子

 

◎作品8首

母の車イス/水門房子

退職前夜/宮尻 修

朝がゆ葛あん/岩井幸代

トロントからモントリロールへ/秋葉雄愛

フラメンコ初ライブ/鈴木恒子

ゲルニカ/三宅徹夫

とこしへの川/髙木絢子

平和であれかし/沢木奈津子

ドア閉めて/中村雅子

秋立つ頃/大久保暁枝

 

□追悼ー橋本喜典

老いの深淵/今井恵子

 

□連載ー結社の顔

音/造酒廣秋

 

□連載ー<歌・小説・日本語>

実朝(三)/勝又 浩

 

□連載ー世界を読み、歌を詠む

選択/坂井修一

 

□連載ー玉城徹を読む

沼津移住をおもう/恩田英明

 

□連載ー再訪八木重吉

初期の詩稿の森を歩く/三枝浩樹

 

□連鎖ー浪々残夢録

本居宣長と日本近代/持田綱一郎

 

□連載ー時言・茫漠山日誌より

黄金の秋/福島泰樹

 

□連載ー<名画と名歌>

ふたりの歌人のサッチャー像/丹波真人

 

◎今月の新人ー作品5首

アイ・アム・ア・カメラ/福田真郷

 

□今月の視点

書物としての歌集について/柾木遙一郎

 

□新刊歌集歌書評

下村道子歌集『海山に聴く』/糸川雅子

古谷智子歌集『デルタ・シティー』/黒木三千代

田中教子著『斎藤茂吉』/秋葉四郎

今野寿美著『森鴎外』/丸井重孝

佐佐木頼綱著『佐佐木信綱』/加藤英彦

平石眞理歌集『ラクリモーサ』/木村雅子

原 佳子歌集『空ふたたび』/高木佳子

笹本 碧歌集『ここはたしかに』/清水あかね

知花くらら歌集『はじまりは、恋』/野口あや子

佐竹キヌ子歌集『盆地霧』/森川多佳子

 

□作品月評ー9月号より/大松達知

□評論月評/石川幸雄

□全国❛往来❜情報

□編集後記