「短歌往来」2019年1月号

 

2019年1月号 750円(税込)

※ご注文の際は、メール、お電話等で承っております。

 

<目次>

■巻頭作品21

七十なかば/大島史洋

■特別作品33

石蓮花/吉川宏志

せかいの影絵/ 松本典子

■一ページエッセイ

・遠い人、近い人㉕

宇佐美邦輔先生/島田修三

・ニューウェーブ歌人メモワール⑫

「スモール・トーク」が始まる/加藤治郎

・うたの小窓から⑬

短歌と修辞の本来の関係 7/田中教子

 

 

△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

【特集]平成の30年を検討する

■座談会

平成の三十年を検討する

篠 弘×三枝昻之×沢口芙美×大井 学

■平成の名歌・愛誦歌21首抄

虚無と希求/内藤 明

作風の細分化/花山多佳子

長く続いた昭和のあとに/清水亞彦

震災をめぐっての生と死/大口玲子

前登志夫の平成口誦歌/喜多弘樹

△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

 

■作品13首

菓子パンウニ/恩田英明

いつになるやら/久保美洋子

きのふの話/西之原一貴

神戸・セルリアンブルー/南 輝子

沖縄県知事 翁長雄志逝きたり/當間實光

生成り/富田睦子

平成カプリッチオ/松谷東一郎

ブラックアウト/小林優子

就職活動 /川野知美

■作品7首

記念碑建立/大野とくよ

飛驒ふた夜/雁部貞夫

歳月/加藤ミユキ

倒載干戈/綾部光芳

子安貝/久我田鶴子

出アフリカの物語/松田愼也

秋の諧調/長澤ちづ

初 冬/上村典子

出水兵児修養の掟/川涯利雄

簡素な構図 /駒田晶子

いづれ劣勢/馬場昭徳

筑波海軍航空隊記念館/小泉桄代

■特別掲載

永井陽子未発表稿・他/島津忠夫 編

■連載―結社の顔⑳

歌と観照/五十嵐順子

■連載―〈歌・小説・日本語〉㉑

日本文学の根幹をつくった西行/勝又浩

■連載―世界を読み、歌を詠む⑲

産 業/坂井修一

■連載―若い短歌作者へ 茂吉からの手紙㉕

次男宗吉・北杜夫への父性愛 2/秋葉四郎

■連載㊱

メロディアの笛Ⅱ/渡英子 ー112

■連載―浪々残夢録

良寛と永安寺 承前/持田鋼一郎

■連載―時言・茫漠山日誌より

会津、わが一兵卒たりし日よ/福島泰樹

■連載―〈名画と名歌〉⑤

映画館のうた 並木座ほか/丹波真人

■今月の新人―作品5首 

広島/西村康平

■今月の視点

「うた」の姿/一ノ関忠人

■新刊歌集歌書評

春日真木子歌集『何の扉か』/今野寿美

玉井清弘歌集『谿泉』/十鳥敏夫

佐伯裕子歌集『感傷生活』/松平盟子

小島ゆかり歌集『六六魚』/米川千嘉子

諏訪兼位歌集『若き日のヘーゲル』/栗木京子

大朝暁子歌集『辰砂の月』/西勝洋一

平山公一歌集『鋼』/塚本 諄

日置俊次歌集『地獄谷』/黒岩剛仁

安藤 菫歌集『はるかなる虹』/小林幸子

佐保田芳訓著『佐藤佐太郎の作歌手帳』/酒井佐忠

■作品月評―11月号より/糸川雅子

■評論月評/江田浩司

■全国〝往来〟情報

■編集後記

表紙画/中田文花

本文カット/浅川 洋