短歌往来2017年9月号

◉巻頭作品21

 梅をめぐる物語/三枝昻之

 

◉特別作品33

 つるつるの世/米川千嘉子

 201号法廷/ 大口玲子

 

■一ページエッセイ

 遠い人、近い人ーあんたはエライッ/島田修三

 酔風船ー自慢と痩せ我慢/千々和久幸

 花和尚独語ー水引草の思い出/大下一真

 

評論 世紀の視座

 「いふほどもなし」考/小林幹也

 

[特集]ハード  ワーキングをうたうⅦ

 

 ◉作品八首+エッセイ

  オリオンの星/大城永信

  祈るかたちに/藤井ふさ子

  安全生活/田中徹尾

  フリージア待ち/茂木敏江 

  ロッキング・オン/螟虫 良

  寄り添う/大木澄江 

  銀の鉗子/高橋 秀

  働きますぞ /伊藤康子

  心如工画師/中田文花

  豆の夢/金森泰子

  我が社の名刺/黒岩剛仁

  親方、子方/小林真代

  黄のみずみずし/澤村孝夫

  要注意は我/兼平あゆみ

  客室整備/金子愛子

 

 ◉作品七首

 褒 賞/温井松代 

 海の底まで/平山良明

 鷗公園/村山美恵子

 獏に食べさす/佐田 毅

 泰山木/長澤ちづ

 初 夏/安藤直彦

 レースの一輪/春日いづみ

 穴熊囲い/三井 修

 棍 棒/大辻隆弘

 ダルコット峠の夏/鶴見輝子

 

◉作品十三首

 献 身/菊池 裕

 ポーの一族/阪森郁代

 杳き家族も/林田恒浩

 傘さして/糸川雅子

 空白の三日間/林あまり

 歩く男/柴田典昭

 あさがお模様/遠藤由季

 幸福の諸相/佐古良男

 テーブルは海/大谷ゆかり

 梅雨の日/後藤恵市

 ちちのみの/竹内由枝

 

◉作品八首

 透明の雨傘 /塩入照代

 裸 足 /岡田真明

 花のある光景 /前田えみ子

 枇杷に吹く風 /島内美代

 折 々 /小野澤繁雄

 夏至線 /釣 美根子

 Quo Vadis,Domine? /木村美映

 モモイロタンポポ /村山千栄子

 赤城領 /石井喜久子

 百歳嫗 /岡 一輻

 

連載ー結社の顔 宇宙風/押切寛子

 

連載ー世界を読み、歌を詠む 箱舟/坂井修一

 

連載ー浪々残夢録 保田與重郎と万葉集/持田鋼一郎

 

連載ー時言・茫漠山日誌より 死灰に咲く花 /福島泰樹

 

連載ー編集者の短歌史 仁木悦子さんの思い出/及川隆彦

 

連載ー〈歌・小説・日本語〉 都々逸その他/勝又浩

 

連載 メロディアの笛Ⅱ/渡英子

 

連載ー若い短歌作者へ 茂吉からの手紙 才媛杉浦翠子への場合/秋葉四郎

 

◉今月の新人ー作品5首 逆さ虹/宮城十子

 

今月の視点 「本当らしさ」について/嵯峨直樹

 

連載 歌誌漂流/鈴木竹志

 

新刊歌集歌書評

『御供平佶歌集全四冊』/加藤英彦

横山岩男歌集『青桐』/外塚 喬

田村広志著『岩田正の歌』/内藤 明

大松達知歌集『ぶどうのことば』/大井 学

藤岡眞佐子歌集『思愁期』/滝下恵子

大城秀彦著『満州での敗戦の記憶』/冨尾捷二

谷川電話歌集『恋人不死身説』/野口あや子

 

 

作品月評ー七月号より/一ノ関忠人

評論月評/高木佳子

全国〝往来〟情報 

編集後記