07日 9月 2017 田土才恵歌集『風のことづて』 人から人へ、親から子へ、孫へ 風がささやきかけるように 伝えたい思いがある、伝えたい歌がある。 そっと耳をすませば言葉はいのちあふれる涌井の ようだ。 なにがなし時計いくつもならべいていずこにあらんわれのみの時 湯たんぽに湯の音とぷとぷ階上る今日の終わりの足音立てて もの書けばたちまちペンを貸せといい意志見せはじむ一歳の春 ケアハウスの窓ひそやかに開けられて春愁ひとつ今とき放つ 風となり水とはなりてめぐりつついのちのほむら若葉縫いゆく 四六版上製カバー装 2500円・税別 tagPlaceholderカテゴリ: 新刊歌集歌書, 日記, た, 現代女性歌人叢書, 2017