道浦母都子歌集「無援の抒情」(新装版)

明日あると信じて来たる屋上に旗となるまで立ちつくすべし

ガス弾の匂い残れる黒髪を洗い梳かして君に逢いゆく

君のこと想いて過ぎし独房のひと日をわれの青春とする


70年代、全共闘世代をひたむきに疾走し、純粋な生の輝きを高らかに詠った。時代を超えて今なお愛唱され、あらたな感動をもたらし続ける伝説の歌集がここに蘇る!

 

四六版上製カバー装 1852円・税別