短歌往来2014年7月号

 

◉巻頭作品21首

 今昔物語/ 玉井清弘

 

◉特別作品33首

 竹馬/大島史洋

 夜桜/古谷智子

 

■評論シリーズ 21世紀の視座

 短歌のいまを分断するもの/松本典子

 

◉一ページエッセイ

 落書帖ー水銀とみづがね/大島史洋

 酔風船ー褒め上手/千々和久幸

 青一髪ー冤罪/塚本青史

 

[特集]伝説の歌集  Ⅲ

   違星北斗遺稿 コタン /王紅花

 仲宗根政善歌集 蚊帳のホタル /比嘉美智子

 石川信雄歌集 太白光 /押切寛子

 福田榮一歌集 冬艶曲 /福田龍生

 中島榮一歌集 指紋 /大辻隆弘

 松実啓子歌集 わがオブローモフ /大口玲子

 宮崎信義歌集 夏雲 /光本恵子

 春日井建歌集 行け帰ることなく/未青年 /都築直子

 岡部桂一郎歌集 緑の墓 /藤原龍一郎

 木俣修歌集 凍天遠慕 /外塚喬

 武川忠一歌集 氷湖 /小塩卓哉

 

◉作品7首

 あやまちはまた/十鳥敏夫

 雪の言触れ/温井松代

 うつつ世/志垣澄幸

 おしろい花/角宮悦子

 雨の社に/ 御供平佶

 突然にK氏は / 沖ななも

 霧につつまる/ 林田恒浩

 露草の宿/大竹蓉子

 四月のさくら/大山敏夫

 俺のことだよ/小野寺幸男

 

◉作品13首

 奉納相撲/中根誠

 窓越し/ 中野昭子

 クローバーの野から/南鏡子

 春のあけぼの/丹波真人

 いちじくのちち/小川佳世子

 春愁 / 塚本諄

 NOBODY/ 大和志保

 わたしのさくら/大西百合子

 耳を澄ませば/ 中西敏子

 老残/ 若松輝峰

 

■追悼ー藤田武

 文学を呼吸する人/清水亞彦

 

■連載ー浪々残夢録

 筏井嘉一の銃後/持田鋼一郎

 

■追悼ー小高賢

 脇から見た小高賢さん/長谷川富市

 いかに生きるか/斎藤佐知子

 小高賢 首抄/大井学選

 

■歌人回想録ー辺見じゅん

 小歴/采女勝子編 ー93

 辺見じゅん 首抄/采女勝子選 ー94

 幻花/若菜邦彦 ー98

 

■連載ー記紀に游ぶ

 花の窟とお綱掛け神事/小黒世茂

 

■連載ー短歌の近代

 赤穂浪士の仇敵は源氏文化だった/島内景二

 

■連載ー樺太を訪れた歌人たち

 土岐善麿と樺太文化 (2)/松村正直

 

◉今月の新人ー作品5首 惜春蹌踉/寺井龍哉

 

■連載ー時言・茫漠山日誌より 焼跡ヲ古里トシテ/福島泰樹

 

■新刊歌集歌書評

 波汐國芳歌集「渚のピアノ」/本田一弘

 小島ゆかり歌集「泥と青葉」/日高堯子

 水原紫苑著「桜は本当に美しいのか」/小島ゆかり

 磯田ひさ子歌集「還る」/中地俊夫

 勝山一美歌集「海嘯・烈震」/楠田立身

 清田由井子歌集「古緋」/加藤英彦

 廣庭由利子歌集「黒耶悉茗」/川野里子

 馬場昭徳歌集「風の手力」/清田由井子

 中澤百合子歌集「青き麦なり」/秋山律子

 小暮靖代歌集「風になる」/平林静代

 上遠野悌子•鈴木りえ歌集『相模野』/野地安伯

 

■今月の視点 現代の流れの中で/浦河奈々

■連載ー編集者の短歌史⑦大家の特集を組む/及川隆彦

 

■連載 歌誌漂流/鈴木竹志

■評論月評/柴田典昭

■作品月評ー五月号より/藤島秀憲

表紙画/岸並千珠子

本文カット/浅川 洋

定価750円•税込