袴田ひとみ歌集「みかんの花」

われの歌ふ「みかんの歌」に続くこ父に捧ぐる永遠の歌

やはらかにみかんの花のにほひ来て平らに拡がる春ゆふつかた

雨あがりの朝はいいなあ街路樹のけやきの下を風の流るる

 

聴覚がテーマの歌は大きな特長と言っておきたい。もののありようを具体的に捉える五感の働きが歌の切り口をあざやかにしている。 御供平佶•序より

 

四六判上製カバー装 2730円•税込