15日 1月 2013 長嶋浩子歌集『遊水池』 遊水池の空と水とのあはひ融けうるむがごとき明るさをたたふ まなかひに囀り止まぬ黄鶲の呼ぶがにひとを求めたきものを ごろすけほう、ごろすけほつほと呼び交はすこゑこそ言葉闇を濃くする 鳥を詠んだ作品が多い。それもかなり専門的な生態や、 普段見かけぬ鳥が多いのである。鳥だけでなく、 花や草木など「自然」に向きあう姿勢には、氏独特なものがある。佐藤千代子(跋より) 四六判上製カバー装 2625円•税込 tagPlaceholderカテゴリ: 新刊歌集歌書, 日記