11日 8月 2012 後藤惠市歌集『さみしいうさぎ』 年末で定年なれど朝六時に巣穴を飛び出す勤勉ウサギ 今日もまた社食のラーメン啜りゐる職退きし後は何をするか おぼろ月いつの間にやら階段の窓に貼りつき部屋を覗きぬ 作品の骨組みがしっかりしており、韻律もたしかである。 今という時代に真正面に向き合っている。 前川佐重郎•跋より 四六判上製カバー装 2835円•税込 tagPlaceholderカテゴリ: 新刊歌集歌書, 日記, 2012, ご