伊藤一彦著『月光の涅槃』

太陽と月と緑と海の風土。

そして、口蹄疫の悲惨をも味わった南国の地、宮崎。

産土の地に根を下ろし、地霊の声に耳を澄ませ、

その始源に輝くさまざまな光を掬い取り、

歌びとのまことの心を今もなお発信し続ける。

 

牧水をこよなく愛で、

酒を、文学を、風土を愛で、

思索の深まりとともに綴る。

 

四六版上製カバー装 二八〇〇円•税込