02日 6月 2011 木村文子歌集『予祝』 やがてくる冬への予祝身をもって地をきんいろに染めゆく公孫樹 うつ伏して眠る身近く置きし手はかすかに放つ鉛筆の香を 異形なる子ら抱きしめて木のごとく我はありたし幾百年も シャツのすそ出ている君の肩越しに今年最初の入道雲みる 雪の日は毛糸の帽子に守られて少し小さな母が歩み来 A5半上製カバー装•2625円税込 tagPlaceholderカテゴリ: 新刊歌集歌書, 日記, 2011, き