高橋和代歌集『時間』

たかはらの空澄みわたりちぎれ雲ひとつゆるらに花の梢過ぐ

看取るとは見ているのみや手出しならぬ領域へ奪はること近からむ

 

ゆっくりと、あるいは速く、滔々と流れゆく記憶の河。

河とともに在るかけがえのないいのちの時間。

まばゆい世界に向かって呼びかけながら

言葉を紡ぎ続ける時間の旅人。

 

 

四六版上製カバー装 2,625円•税込