石栗徳子歌集『白蕾ふふむ』

  はつ夏の風に清まり入る茶室小暗き床に白蕾ふふむ

 

白い花を愛するという石栗さんの好みは彼女を知っている人には十分に納得がいく。清廉な人だからである。(伊藤一彦 跋文より)

四六版上製カバー装 2520円・税込