主な内容
毎号、巻頭作品、特別作品の他、7首組、8首組、13首組みを設け、「自然を詠む・撮る・描く」も好評。
特集は創刊以来、時代の動きを反映させたテーマを主に、 中央地方の幅ひろい層にまで読める内容 を盛りこんでいる。また、「シリーズ・歌人回想録」は、近代現代の物故歌人をエッセイ、作品抄出によって紹介し、 22歌人を単行本として、現在4の巻まで刊行。
その他、連載も、福島泰樹「時言・茫漠山日誌より」、 平山良明「沖縄の文化を辿る」、 古橋信孝「歌逍遥」、大島史洋「落書帳」、鈴木竹志「歌誌漂流」、 千々和久幸「酔風船」、塚本青史「青一髪」、海外在住歌人によるリレー連載「海外通信」、新鋭歌人のリレー連載「promissing」等と、豊富。
144ページの瀟洒な歌誌ではあるが、他誌にない大胆な企画、試みをしていると思っている。